東芝のNAND型フラッシュメモリ。今やデジタルスチルカメラや、カメラ付き携帯電話には欠かせないデバイスです。最近ではiPodなどのシリコンオーディオの急速な普及によって、需要は伸びる一途にあります。
いま東芝は、NAND型フラッシュメモリで文字どおり世界をリードするべく、積極的な投資を行っている真最中。最先端の製造技術を次々導入し、ものづくり環境は日々バージョンアップ。デバイスやプロセスに関わる技術者にとっては、他社がまだ手がけていないテーマにどんどん挑戦できる、とても刺激的な職場となっているのです。
…そんな東芝・半導体部門の勢いのエッセンスを探ってみました。

NAND型フラッシュメモリ
| 企業DATA | |
|---|---|
| 社名 | 株式会社東芝 |
| 代表者 | 代表執行役社長 西田厚聰 |
| 従業員数 | 31,595名(2006年3月末現在) |
| 設立年月日 | 1904年6月 |
| 資本金 | 2,749億円(2006年3月末現在) |
| 売上高 | 3兆2,575億円(2005年度) |
| 事業内容 | デジタルプロダクツ事業 電子デバイス事業 社会インフラ事業 |
私が所属するプロセス技術推進センターでは、フラッシュメモリとシステムLSIを中心としたプロセス開発を担っています。フラッシュメモリは、いままさに時代の主役となっているデバイス。そのエレクトロニクスの主役について、世界でアドバンテージを握っているのが、私たち東芝なのです。
私自身が東芝のいちばんの魅力と感じているポイント。それは、その自由闊達な雰囲気。意見や希望があれば、キャリアに関係なく、誰でも何でも口に出してアピールできる。そして技術的に何か問題が生じれば、すぐにディスカッションがはじまります。他のメーカーから転職されてきた方には、特にこうした雰囲気が新鮮なようです。『東芝は誰とも気兼ねなく議論ができる。毎日が楽しい』とおっしゃっています。私個人もこれまで、自分のやりたいことを社内で訴えて、次々とそれをかなえてきました。
私は入社当初、DRAMの量産開発を手がけていました。しかし、もっともっと最先端に触れて知見を広めたいと、『海外で勤務してみたい』と希望を出したのです。私の申し出は聞き入れられ、米国のIBMの研究所での次世代DRAM共同開発プロジェクトに派遣されることになりました。アメリカで3年ほど勤務しました。帰国してからは、四日市工場でメモリの量産開発に携わることに。さらにその後、もっと上流のR&Dを手がけてみたいと、今度はプロセス技術推進センターへと異動。そして現在に至っています。
私のキャリアが証明するように、中途で入社されても、ひとつの部署や職種だけに縛られることはありません。入社してから「やっぱりこれをやってみたい」という意欲さえあれば、自分のキャリアを自由自在に広げていくことができるのです。東芝は総合電機メーカーとして社内にさまざまなリソースを有しています。事業部間の壁を超えて、フラッシュメモリから革新的なセットを企画して、斬新な製品を生み出していくことに関わっていく。そんなチャンスにあふれています。
今後、新たなメモリをカタチにしていくにあたって、開発現場ではまだまだパワーを必要としています。経験をおもちの方に、新たな開発プロジェクトをどんどんお任せしていきたいと考えています。半導体技術者として満足のいくキャリアを重ねていきたいとお考えなら、東芝はまさに絶好のフィールドです! ぜひ東芝に一度アプローチしてみてください。

神垣 哲也・グループ長
プロセス技術推進センター
半導体プロセス開発第三部
プロセスモジュール技術開発第一担当

柴山 耕一郎・グループ長
四日市工場 生産技術部
プロセス技術第一担当
東芝は、技術者のアイデアを、たとえどんなレベルであろうととても大切にする会社です。そもそもフラッシュメモリの技術革新のスピードはとてつもなく速い。過去の常識がすぐに通用しなくなり、常に新しい技術、それに伴った新しい『仕事の仕組み』を構築していかなければなりません。まだどこにも正解が存在していないような分野ですから、アイデアを出すのに新人もベテランも関係ない。若い技術者の突拍子もないアイデアが、大きなブレイクスルーを生み出すことだって充分にあるのです。
たしかに、いままでにないものを創るのは容易なことではありません。しかし、「必要は発明の母」という諺があるように、そうした困難な状況に立てば、何かしら発想が湧いてくるのです。そしてそれがどんな発想であろうと、つぶされてしまうことがない。もしかしたら、みなさんの中には『自分のいまのスキルで最先端に挑戦できるだろうか?』と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな心配は不要。あなたにその意欲さえあれば、東芝で充分活躍できる。それはこの私が約束します。私も過去、プリント基板の開発というまったく畑違いの分野から異動してきましたが、ここまでキャリアを伸ばしてこれたのです。
ここでの仕事をたとえるなら、従業員や関連業者の皆さんと、ものスゴい多人数で大なわ飛びに挑戦しているような感じでしょうか。もし自分がしくじって縄に足を引っかけてしまえば、全体がストップしてしまう。緊張感やプレッシャーは絶えず感じますが、それも何だか心地いい。みんながガンバって、もっているパフォーマンスをすべて発揮して跳び続けることができれば、そこから得られる感動や達成感は本当に大きいのです。大なわ跳びのように励ましあい、助け合い、声を掛け合うことではじめて目標を達成できるのです。
いまは、どんどん縄が長く大きくなっているような状況ですが、だからこそチャレンジしがいがあると思っています。
東芝四日市工場のモットーは、「明るく、楽しく、厳しく」。…工場のトップ自らがそう謳っています。職場のムードはとてもいい! ぜひ、私たちといっしょに、世界の最先端を切り拓いていきましょう。

T.M
四日市工場 生産技術部
プロセス技術第二担当

私は2005年に中途入社しました。以前に勤めていたのは、半導体製造装置のメーカー。リソグラフィー工程の装置を担当し、ユーザーのもとでプロセス開発用装置から生産ライン装置プラットフォームを仕上げる仕事に携わっていました。私自身のキャリアプランとして、装置を手がけた後は、そのキャリアを活かして半導体の製品そのものを手がけてみたいと、以前から考えていました。それで半導体メーカーへ転職するチャンスをうかがっていたのです。
東芝を選んだのは、NAND型フラッシュメモリは東芝が自ら開発したものであり、基礎技術を自社ですべて保有しているということ。しかも、微細化技術や大容量化技術についても一世代も二世代も先を進んでいる。つまり、このデバイスについてすべて究めている。この事実に大きな魅力を感じ、面白い仕事に挑戦できるにちがいないと感じたからです。
入社して、200mmウェハーの量産展開ためのプロセス要素技術を担当しています。ラインの歩留まりをいかに上げて効率的な生産を実現していくか、知恵を絞る毎日です。量産展開されて確立されたプロセスでも、アイデア次第でまだまだ革新していくことができます。NAND型フラッシュメモリは、形にするまでに何百という工程を必要とします。これまで2つの工程が必要だったプロセスをひとつにすることができれば、それだけコストを下げることができますし、トラブルの発生率も減少でき、歩留まりが向上する。自分のアイデアが、プロセス全体に反映されて、四日市工場全体の進化につながるわけです。
まだまだ入社して日は浅いのですが、生産体制を革新しているんだ、という醍醐味を大いに感じています。
半導体のプロセス、たとえばリソグラフィーでもエッチングでも成膜でも、どの領域でもいいので何かひとつ要素技術の経験をおもちなら、それを核に技術者としての自分の世界を大きく拡げていくことができる職場です。
昨今、半導体の微細化はますます加速し、いまや15カ月ごとに新しい世代に進化している、そんなスピード感の中で、まさに最先端に自分が関われるのはとても刺激的ですね。何かわからないことがあれば、ココにはNAND型フラッシュメモリに関してトップレベルの技術者が揃っていますから、気軽に聞けば世界トップレベルの回答が返ってきます。自分から探究するポジティブな姿勢さえもっていれば、東芝なら自分をいくらでも伸ばしていくことができると思います。
要素プロセス……その技術をいっそう深堀りしていくことはもちろんのこと、ゆくゆくはプロセスのインテグレーションにも仕事の範囲を拡げ、要素技術をうまく融合させる開発にも挑戦してみたいですね。それが目下のところの私の目標です。

